金融・保険外部監査専門機関

大阪本社:

06-6131-8377

平日 9時00分~17時00分

無料面談/相談
お問い合わせ
お問い
合わせ
お気に入り
登録

特定保険商品の取扱いに潜むリスク

ホーム > アドバイザリーブログ > 特定保険商品の取扱いに潜むリスク

先日、その地域ではそれなりの販売量があると某生保系代理店で外部監査を実施しました。
募集人の方へ特定保険商品の取扱いについてヒアリングをした時の1シーンです。

※(LH)リーガル・ホールディングス
※(募)募集人

LH:特定保険商品の販売はしていますか?
募 :しています。
LH:お客様の意向はどのように把握していますか?お客様からの要望ですか?
募 :提案の段階で進めています。お客様から要望はほとんどないです。
LH:お客様から要望がないのに提案するのですか?
募 :情報提供を行った上で、比較検討の選択肢として提案しています。
LH:どのような情報提供をするんですか?
募 :円建ては利回りが低く、外貨建てのほうが利回りが良い。という内容です。
LH:投資性があり、リスクがあることについての説明はされますか?
募 :もちろんします。為替リスクがあることや短期的な運用には向かない等説明します。
LH:お客様がその内容をキチンと理解されたということを確認していますか?
募 :会話の中のやりとりで大丈夫そうか判断しています。
LH:お客様が理解をしているという明確な確認方法はないのですか?
募 :申込時に適合性確認書に記載してもらってます。

このようなやりとりでした。
みなさん、いかが思われますか?

昨今の経済情勢において、外貨商品が有利であると風潮は否定しません。
しかしながら、保険商品が一人歩きをして、募集する募集人の方の知識や販売スキルが
追いついてないのが現状かと危惧してしまいます。
実際に販売量に比例するように特定保険商品に関する苦情は増える一方です。
顧客本位という観点からすると、ある一定の知識や販売スキルを持ってお客様と対峙していくことが必要なのではないでしょうか?

例えば、保険代理店独自の基準を定め、社内テスト等を実施して合格した募集人だけが販売できるといった仕組みです。
情報がますます多様化していく時代です。
お客様へより丁寧にキチンとした情報を届けることが求めらています。
金融庁も今年に入って特に保険代理店の特定保険商品の取扱い・販売方法に注視をしています。
実際先月には、特定保険商品の取扱い量が多いH県内の保険代理店に立入検査が実施されました。
指摘される前に保険代理店独自のルール策定は当然のこと、
募集人全員が統一された判断基準の中で顧客本位の対話、募集ができるための教育が重要と考えます。