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保険代理店の顧客教育

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改正保険業法が施行され、はや2年半が経過しました。
さらに今年7月から金融庁の新体制もスタートし、金融業界そのものが新たなステージへと移行を始めました。
保険代理店業界においても、体制(態勢整備)の義務化、顧客本位の業務運営(FD)と、
今までにない取組みを強いられ、大きな転換期を迎えていると思います。

金融庁が新体制をスタートして以降、私たちの耳に新たに聞こえてきた言葉があります。

『保険代理店の顧客教育』です。

これまでは「顧客視点」、「顧客本位」というキーワードをよく耳にしてきましたが、
新体制以降、「顧客教育」の実態が大きくクローズアップされています。
保険の特性上、顧客と長期的に人間関係と信頼関係を気づいていくものだということは周知の事実です。
特に損保においては、「顧客は人(募集人)に付いてくる(いる)」と業界では言われているほどです。
しかしながらその関係を前面に出し、保険本来の保険募集のあり方や金融商品取扱い事業者としてのあり方を
軽視することは許されないということです。

人間関係や信頼関係があるのであればこそ、本来の保険募集のあり方を実践できるはずだ。
保険募集人が顧客に対して、適正な情報提供や適正な保険販売を顧客に実施するからこそ、
顧客品質があがり、業界品質向上につながるという見解です。

人間関係・信頼関係があるからこその、
「○○さんに任せるから、信用してるから」
だから説明を省略して保険契約を締結するというような募集行為はあってはならないということです。
先日、財務局ヒアリングに同席した際、担当官がこう言っていました。
「代理店として長年取引をされているお客さまに対して、
担当者のローテーション変更とか、馴れ合い防止策は考えられないんですか」と。
まさに銀行業界と同じですよね。
もう求められるレベルはここまで来ています。

また本格的な保険業界の交通整理が始まろうとしている今年度。
財務局も「今年度(30年7月)から本格的に保険代理店への検査を強化する」という姿勢を示しています。

今までと同じく、「うちの代理店規模なら大丈夫」「うちみたいな小さいところには来ない」と思いつづけますか?
確実に検査の質は高度なものになってきています。
また、小規模(2~3名)代理店にも検査は実施されています。
「できない」ではなく「やらない」代理店、募集人は確実に整理対象となります。

もしくは、今まで信頼してきた保険会社から手の平を返される可能性もあります。
(某損害保険会社は大幅な代理店削減を実施しています)

本格的な立入検査スタートのXデーが聞こえてくる今。
自社の取組み態勢や募集人の取組みを今一度、確認されてみてはどうでしょうか。

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INSURANCE JOURNAL(インシュアランスジャーナル)で、
「金融庁が求める体制整備指標をクリアーする10のポイント」と題したコラムを配信中(隔週)です。

https://www.ins-journal.com/

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