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損保代理店業界の変化

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2019年初めてのブログです。本年もよろしくお願いいたします。
2018年11月中旬以降、損保代理店業界は急激に色々な変化をみせてきています。
まずは11月下旬、以前弊社の顧問先代理店であったA社長から1本の電話連絡がありました。
「保険会社から合併を言われている・・・支社長が変わってから合併話しかない」と・・・
数日後、代理店のA社長とお会いして相談を聞いてみると、支社長とこのような話のやりとりがあったとのことです。
・支社長「早く5億の代理店になってください」
・代理店A社長「うちは2億3千の規模、そんな簡単に5億、5億と言われても簡単に増収できるわけがない」
・支社長「増収の方法ではなくても他と合併という方法もありますよね」
・代理店A社長「そんな簡単に合併と言われても・・・」
・支社長「ちなみに、合併するにしても私たち保険会社が決めたところとして貰わないと困りますけどね」
・代理店A社長「自分たちが懇意に付き合っている代理店では認めない。ということですか?」
・支社長「そうです。●●代理店の顧客はそもそも保険会社の顧客ですから・・・」
との会話があったことで、代理店の社長からは、
「そんなことがあり得ますか?」
「何でうちが決めた先とは合併させないんでしょうか?」
「他の損保会社でもこんなことあるんですか?」などの相談でした。
A社長はその損保会社の専属プロ代理店として約40年、専属が故に懸命に頑張ってこられた方です。
損保支社長の「早く5億に・・・増収が難しいのであれば、合併の選択をしてください」
この話をよくよく聞いていくうちに、この意味はA社長の代理店に他代理店を合併吸収してほしい・・・ではなく、
実はその逆で、他代理店と統合してください。と言われている現状だとその時、私なりに感じたところでした。
そして、今度は12月中旬、こちらも以前弊社の顧問先代理店であったB社長から
「これからの代理店経営ということを含め、色々と相談したいことがあるので・・・」とメールを頂きました。
そこで年明け1月中旬、お会いして相談を受けてきましたが・・・
B社長が真っ先に言われたことは、
「この1年でこの地区の代理店業界はだいぶ変わってきました」
「今まで専属だった●●代理店や▲▲代理店も乗合を始めるし・・・」
「XXX代理店なんか、収保3億ちょっとある規模なのに、保険会社から合併話を言われていると聞くし・・・」
「私もそうですが・・・まわりの1億前後の代理店の経営者みんなも今後に不安を抱えているような感じです」
「何となく、保険会社の風当たりも強くなってきたというか・・・」など、
その地区の代理店構図がたった1年で急激に変わってきていることから、
B社長自身、本当にこのまま代理店業界での経営を続けていくことがいいのか、
それとも全くの別事業に転換した方がいいのか。という非常に深刻な相談を受けてきました。
改正保険業法が施行されて今年で3年。
「体制整備」→「態勢整備」→「顧客本位の業務運営(経営)」の流れがある一方で、
保険代理店経営の「体力」、「知力」が乏しい状態である以上、
この2019年は「体制整備」のスタート(ファースト)ステージに乗ることさえも、
もう難しい時代になってきたのかもれません。
保険代理店業界は、「3年後、5年後・・・大きく変わると思います。」の言葉はもう古く、
もっと早い「1年後、2年後には・・・」の言葉が当たり前なのかもしれません。
保険会社各社(生損保)、私たちが知るだけでも5社。
整理対象とすべき保険代理店のリストが作成されています。
「うちに限ってそんなことはない」
「営担は合併について何も言わないし、大丈夫と言われているから・・・」
そういう思いをお持ちの方は、今のうちに方策を考えることが大切ですよ。