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リスク性商品の教育体制

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かんぽ生命の件で大きく揺れる生保業界。
不適切な乗換募集実態が露呈するなど、顧客軽視と見られても言い訳のしようがない状況となっています。
近年生保業界で顧客軽視と見られる事案があります。
特定保険商品の販売がそれにあたります。多くの方は銀行窓販のことと思われがちですが、実態は窓販だけではなく、保険代理店現場でも苦情が増えてきてるのが事実です。
特定保険商品に関する苦情件数はここ6年間で4倍にも膨れ上がっているんです。
金融庁や生保協会も様々な手を尽くしていますが、苦情件数増加を抑止するまでには至っていません。
なぜ苦情が減らないのか?
理由はシンプルで募集人が適切なリスク説明や、特定保険商品特有の諸経費についての説明を実施できていないからです。というより・・・説明の仕方を知らないといってもいいでしょう。
弊社顧問先代理店においては様々な研修カリキュラムを組み、多くの研修を定期実施しています。
弊社顧問先以外の生保販売主体の代理店においては特定保険商品の販売研修を必ず実施しているようですが、リスク説明や諸経費について適切に理解できていない募集人の数の多さに驚きます。
販売する募集人が理解できていないのに、顧客へ適切な説明を行えるはずありません。
保険会社、代理店における教育環境が不足しているのが理由です。
販売研修ばかりで、顧客にとって重要なリスク説明や諸経費説明の研修が行われていない代理店が多いのではないかと推測します。
結果的に、これも一種の顧客軽視の対応と見られてもおかしくないと考えます。
この10月~12月に財務局による代理店モニタリングが実施される予定です。
その中で保険代理店の募集人教育環境やリスク性商品の販売実態の検証があるようですが、顧客本位の業務運営を推奨されている中で、特定保険商品についての販売教育環境を問われた時に胸を張って、リスク説明や諸経費説明の研修を励行していると回答したいものです。
求められる募集人教育とは、適切に販売する教育だけではなく、適切に顧客を保護するための教育も必要だということを再認識していただければ幸いです。