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保険代理店の社内教育のあり方

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2019年6月以降、外部監査を希望する保険代理店が増加しています。
そこには、募集品質を確認する意味で定期的に1年に1回実施している保険代理店もあれば、
保険会社の手数料ポイント獲得のためだけに「とりあえず・・・」という保険代理店もいます。

リーガルのスタンダード監査(募集品質と実効性の検証)は、保険代理店の規模にもよりますが、
最低でも2日間、代理店事務所に訪問するオンサイト監査を実施します。
店主や保険募集管理責任者への対話型方式による監査、営業・内務職の方には法令、面談型方式による監査を行っていますが、
多くの保険代理店に共通する結果として、社内研修、勉強会等の社内教育の機会が非常に少ないことが挙げられます。
昨今、適正な保険代理店の経営管理態勢の中でも、適切な募集を実現するための社内教育の機会の充実に重点ポイントが求められ、
社内ルール浸透と募集品質の向上には欠かせないものとされています。
この教育環境は2019年10月から実施される関東財務局のモニタリング項目にも含まれています。

外部監査時によく「保険会社が実施する研修だけではダメなのか」という質問を受ける機会があります。
決してダメというわけではないですが、それはあくまでも保険会社都合による研修内容になっているケースがほとんどのため、
財務局による検査やモニタリングにおいては「代理店独自の教育の機会としては不十分ではないか」と指摘、課題事項になっているようです。

保険代理店独自の教育の機会とは、代理店独自のルール(社内規程・マニュアル)を理解する。
適正募集に係わる営業ロープレの実施、内務職の電話応対のロープレ、お客様の声の定義の確認、お客様の声の共有等、多岐に渡り適正な募集行為や代理店独自の取組みを浸透させていく機会のことを指します。

例えば募集文書の使用を挙げてみると、募集文書番号の無いものは募集現場では使用出来ないというルールは多くの募集人が知っていることだと思います。
しかしながら店主・保険募集管理責任者への対話型監査において、
「うちの代理店は誰も使用していない。常々、独自文書は勝手に使わないように・・言っているので」との回答をもらいますが、
募集人への面談監査を実施すると、高い確率で使用しているという実態が判明するケースがあります。
これは不適切な募集行為であり、指摘事項となってしまいます。

こういったケースからみても、募集現場では、「このくらい大丈夫」という安易な判断が多くあると考えます。
適正な保険代理店の経営、適切な保険募集の実現には欠かせないことを再認識していただき、改めて保険代理店独自の社内教育の機会について考え、その時間を少しでも今以上に作りだす検討をされてみてはいかがでしょうか。
外部監査を実施し評価を受けることで、社内教育を施す点・改善すべき点を見つけ出したいと思われる場合はご遠慮なく声をおかけください。